気功療法を受けている最中に、
涙を流されるかたがいらしゃいます。
少なくないです。

ただ涙を流すだけのかたもいれば、
嗚咽をもらしたり、
泣き声をあげるかたもいらっしゃいます。

しばらく涙を流し、
そのまま落ち着かれるかたもいれば、
涙を流しながら
胸のうちを話し始めるかたもいます。
身体の痛みなどの不調だけでなく、
何らかの心配事やストレスを
抱えておられる場合に
そうなることが多いようです。
心配事やストレスを長いこと抱えていて、
いっぱいいっぱいになりかかっている時に
そのようになるようです。
泣くつもりなんてなかったのに、と
おっしゃるかたが多いです。
泣いたあとで、
自分がこんなに心配していたのだと気付いたとか、
こんなにストレスに感じていたと気付いたというふうに、
しまいこんでいた自分の感情に
改めて気付くかたもおられます。

もちろん、
気功療法の最中に、
涙も嗚咽も泣き声も心中を吐露する言葉も、
出していただいて一向に構いません。
いえ、
むしろ出していただいたほうが
良いくらいです。
我慢しないほうが良いです。
涙や言葉を少しでも吐き出すと、
そのあと、
とてもすっきりした、
楽になったと
感想を述べるかたが多いからです。

その前と後では、
明らかに顔つきも変わります。

何かが抜けおちて
さっぱりしたような表情になり、
顔色も良くなっている場合が多いです。
泣く・涙を流すという行為には
心身の浄化作用があると言われていますから、
そのようなことが起きるのでしょう。

私が自分自身に気功療法を施している時にも、
涙が出てしまうことがあるので、
その時の私の実感をお伝えしてみます。
こんな感じです。
くたくたに疲れてため息ばかりが出るような時、
暗い部屋でベッドに横たわります。
目を閉じ、両手で頭から目を包むようにして、
自分に気が入っていくようにします。
じんわりと気が頭から足先まで
通っていくのを感じます。
時には頭と目の周りに、
「ああ、沁みるなあ・・」という感じがします。
沁みて、ちょっと痛いような感じがして
顔をしかめることもあります。
しばらくすると痛い感じは薄れていき、
気持ち良さのほうが強くなります。
手から沁みこんでくる気持ち良さで、
ため息が出たりします。

そのうちに、
自分の中に溜まっていた何かがあふれ出すように、
泣きたくなります。
私の場合は顔をしかめて
嗚咽を漏らしてしまうことが多いです。
涙を流して嗚咽をもらし、
しばらくそのままでいます。
何となく甘えたいような、
泣いている自分を誰かに優しくなだめて欲しいような、
こどもっぽい気持ちになります。
それだけで終わることもあれば、
ベッドの上で体をよじることもあれば、
大きな嗚咽をもらすこともあり、
その時によってまちまちです。
ほんの短い時間そうしているだけで落着きを取り戻し、
気を受けるのを終わりにすることが多いです。
師匠の気功療法を受けながら泣いてしまった時は、
嗚咽をもらしたり、少し話をしたあとに、
気を受けながら眠ってしまうことが多かったです。
いずれの場合も、
そのあと、すっきりして、気持ちも身体も楽になります。
私の感じ方はこのような感じですが、
気功療法を受ける人、受ける時の状態によって、
感じ方に多少の差はあるのだろうと思います。
気功療法サロン内で泣いてしまっても全然かまいません。
ティッシュのご用意もありますし、
泣いた後のお顔をチェックするお化粧室もあります。
お気兼ねなくお越しくださいませ。
大人だって時には子どもみたいに泣きましょう。
