ロックとかパンクとか大音響で聴くこども

お子さんたち、うるさい(?)音楽ばっかり聴いていませんか?
ママもパパも同じようにロックやパンクが大好き、
ならノー・プロブレムですね。
一緒に楽しんでしまえばいい。
でも、そうでない場合は?
頭がおかしくなりそうな大音響が
家じゅうに響きわたったり、
静かだと思えばヘッドフォンをつけた頭を振って
音にのめり込んでいて、
こちらが話しかけても返事もしやしない。
どっちにしても会話ができないじゃないか。。。
やれやれ。

でも、激しい音楽に身をゆだねるのって、
ストレスの発散になります。
大声で叫ぶように歌うと、すっきりします。
うまい・へたは全く別として、です。

思春期や成長期の解決できないモヤモヤや、
さまざまな怒りを抱えやすい年齢の
こどもたちとっては特に、
一種の「救い」だろうと思います。

本人がそう思っていないかもしれませんが。

私もかつて、
家人の大音響音楽に悩まされた時期があります。

「うるさーーーい!」とか
「ヘッドフォン使ってよ!」とか
何度もどなりました。
ホントに迷惑、と思っていました。

ある日、帰宅してマンション入口まで来ると、
どこかからパンクミュージックが聞こえてくる。
ん??ウチだ。すぐにわかりました。
5階の我が家で鳴っている大音響が
マンション入口の外まで聞こえていたのでした。
大急ぎで部屋に入って
ヘッドフォンをつけさせたのは言うまでもありません。
信じられない、と思いました。

でも、のちに家人は
「ロックを聴くと少しストレスから解放される。」
まじめなトーンで静かに語り、
それは私に刺さりました。
ああ、そんなにストレスを抱えてたんだな、と。

こどものうるさい(?)音楽に悩まされているママたち、
大音響も許してあげることにしましょう。

ご近所からのクレームを避けるためと、
ママの精神衛生のために、
ヘッドフォンだけはつけてもらってね。

そうそう、会社員のかたなどは、
じょうずでもない歌を
気持ちよさそうに歌うオジサマに
義理の拍手を送ったことが
少なからずあるのではないでしょうか?

やっぱり、人は音楽が好きで、
歌うと楽しくなる生き物なのでしょう。
歌ったり、歌に合わせて踊ったり。

私も、
イライラや何かへの反感がたまると
激しい歌を聴きたくなります。
カラオケでシャウトするとめっちゃ気持ちいです。
モヤモヤを吐き出して、自分を解放する感じ。

街角の音楽。それに合わせて踊る人も。

言わずもがなですが、
世界のあちこちに、
いろいろな音楽があふれています。
ストレスを発散したり、癒されたり、
明るい気持ちになったり、勇気づけられたりしましょう。

歌うひとも、聴くひとも、いい気持ち。